ラグビーを見始めて10ヶ月経った所感

ラグビーを真剣に見始めて早10ヶ月。
それはつまりワールドカップから10ヶ月が経過したことを意味する。
ほんと早い。そりゃ俺も歳とるわけだ。

来年には、ワールドカップまで2年を残して組み合わせ抽選も開催されるんですが
もしかしたら弊社よりスピード感あるかもしれない。

ってことで、スーパーラグビーの国内戦や、
トップリーグ数試合に代表戦、
大学ラグビーなど、いろいろ友人と見に行ってみて、
ここ9~10ヶ月で気づいたことをまとめていこうと思う。

1.ファンの年齢層が高い

大学ラグビーだったらもちろんOB
トップリーグだったらチームを保有している会社の社員
日本代表だったら………
代表戦に関しては理由が思いつかないけど、全体的に観客の年齢層が高い。
そのせいか、ヤジも多い。(特にトップリーグ)

初めて見に行ったトップリーグの試合なんかは、元気な爺ちゃんがヤジ飛ばしまくってて、
選手が観客席にごめんごめんと謝る始末。

良くも悪くも観客と選手の距離が近い。
ほぼ良い意味だけど。

あの日見たニコラスクラスカの衝撃を僕はまだ忘れられないでいます。

2.選手との距離がアホみたいに近い

上でも書いたけど、めっちゃ近い。
親近感MAX。親戚のおじちゃん何じゃないかとさえ思えるレベル。

とにかく選手との距離が近い。

試合が終わって最前列にいれば、相当のことがない限り握手もできるしサインももらえる。
スーパーラグビーだったら、各国代表クラスのスター選手のサインだってもらえます。
(あんまりがっつくのは良くないぞ!!!!)

日本のトップリーグにも各国代表クラスの選手はわんさかいるので、
実はトップリーグって凄いんですよ。

もっとみんなも凄さに気づいたほうが良い。

3.80分間の密度が半端ない

とにかく全てのプレーがクライマックス
1発のゲインを防ぐために毎回本気のディフェンスをする。

ドキドキ感がここまで違うのかと衝撃を受けました。

ただ、ラグビーは実力差が出やすいこともあり、ワンサイドゲームになりがち。
70点とか離しちゃうと、流石に応援しているチームが勝ってても眠くなってきがちだ。
特に冬場は眠ると命の危険もあるので、力の限り応援し続けよう。

4.意外とルールは覚えられる

まあこれは、好きなものの知識は入ってきやすい、ってことだけな気もするので、
あんまり大きい声では言えない。

個人的には、まだ理解しきれていない部分もあるけれども、
大枠はワールドカップを2試合くらい見てなんとなく理解出来た。

持論としては、やはりルールは分かっていたほうが良いと思っている。

分かってなくても迫力あるプレーを見れば楽しいことには十分気づけるとは思うが、
早くて追いきれない細かい駆け引きが見えてくるきっかけにもなるので、ルールは分かるに越したことは無い。

ただ、あくまで 知ってたら良いね レベルだ。

にわかと呼ばれることなど恐れず、ルールが分からなくてもどんどん見に行っちゃえば良い。
この点に関しては、カープ女子は流石と言ったところか。

5.反則の内容は会場でアナウンスが流れる

これがラグビーを見に行き始めて一番驚いたことだ。
懇切丁寧に場内アナウンスでペナルティの内容を説明してくれるのである。

ありがたいんだが、都合が悪いと何も言わなくなることもあるので、
そこは場内アナウンサーの腕の見せ所だ。

6.物事の裏側を知りたい欲求が出てきた

ラグビーが面白いことに気づいた、じゃあ試合を見に行こう」
で終わっちゃうのはすごくもったいないということに気付けたのが、一番大きい収穫なんじゃないかとさえ思った。

これは何事にも共通している気もする。
仕事でも、遊びでも。

代表に選ばれた選手にはどういうバックグラウンドがあるのか、

ワールドカップで奇跡を起こしたフィフティーンがどういう4年間を過ごしてきたのか、

世界のラグビー事情と日本のラグビー事情がどんだけかけ離れているのか、

どういう戦術があるのか、

全てが新鮮であり、自分の知識になっていくことに、軽い快感みたいなものを覚えてしまったりもする。
そういうものを知った上で試合を見ると、より視野が広がった感じがして、また違う面白さが溢れ出て来る感じがあるんですよ。

あ〜^ラグビーって本当に最高なんじゃ^~。

とまあぱっと思いついたのはこれくらい。

ラグビーはルールが難しいからよくわからない、っていう人はたくさんいると思うが、

結局は日本のラグビーのレベルって低いんでしょ?じゃあお金払ってまで行こうとは思わないわ。

って人がほとんどだったんじゃないか、と個人的には思っているわけです。

まあ、そんな固いこと言わないでさ、
皆も一回は、見に行って見ませんか?
ラグビーを。